エチオピア料理を食べてきました～！

2022年11月14日

野菜ソムリエコミュニティBangkokでは、定期的に勉強会を開催しています。
最近は、残念ながらメンバーが続々と帰国してしまって、なかなか本格的な活動ができないので、とりあえず見聞を広めようと₍!?)食べ歩きに行くことが多いです。

2022年11月の勉強会は、なんと、エチオピア料理レストランを訪問しました～！
エチオピア料理ってどんなんなんですか～？？？
なんか聞いても全然ピンとこなくて、「食べた～い！」という声もあがらないほど未知の世界。
でも雑穀エキスパートの講座で勉強したことがあって、未知のテフを食べてみたいと思ってたんですよ～。

西アフリカサヘルに位置するニジェールでは、穀物の栽培にとって極めて劣悪な環境の中、トウジンビエを生産し主食としています。また、エチオピアでは、テフが主食とされています。日本をはじめとする先進諸国では、その存在すら知られていない雑穀を主食としている地域もあるのです。
（日本雑穀協会より）

行く前チェックで、インジェラというテフを発酵させて通るパンケーキというかクレープのようなものがよく食されているという情報だけゲット。あとは、エチオピアと言えば、コーヒーですかね？

訪れたお店は、ちょうどバムルンラード病院の入口の向かい側。

中に入ってみると、いかにもエチオピア！　…ってすみません、エチオピアのことがよくわからなすぎます。でも異国情緒あふれる雰囲気。

料理は、私は遅れて行ったので詳しく聞けてませんが、お店の人が初めてならこれとこれと・・・と選んでくれて、どうもそれでお腹がいっぱいになるっぽい。とりあえず食べてみて考えましょうということで、おすすめをそのまま頼みました。

まず最初に届いたのがサモサ。サモサだけでも8種類ありました。マンゴーやバナナ、ハニーなんてのもあって、お腹がいっぱいあるなら食べてみたい！　そうそう、このサモサ、何も考えずに食べると・・・！　トウガラシが入っててちょっと辛いのです。当たり外れってことになるんでしょうけど。
おすすめのサラダは、インジェラ入りで、これまた辛くてそれよりなにより酸っぱい！　でも美味しい！　インジェラが不思議な食感。

次にメインということになるんでしょうかね、インジェラのベジコンボとミートコンボ。

インジェラというのは、先にも少し書いたようにテフという雑穀を発酵させて焼き上げたものです。片面だけ焼いて、片面はソフトなまま、この空気穴で美味しさがわかるのだそうです。酸味が少しあるので、好き嫌いが分かれるかもしれません。多少気になる程度なら、おかずを一緒に食べれば気にならないと思います。テフは、小麦よりもよほど栄養価が高いですから、パンの代わりにインジェラ食べた方が体にいいってことですね～。

のっかっている料理は、サラダだったりシチューだったり、カレーっぽいのやら炒め物、漬物っぽいのまで。ミートのメインには、ドロワットという鶏肉とゆで卵が入ったスパイシーなチキンシチューが真ん中にどーんと来ることが多いようです。

日本人が白米と一緒になんか食べるのと同じで、おかずそのものがこのインジェラにのっかっているということですね。これを手でテキトーにちぎりながら食べます。この1枚で通常なら十分な食事になりますね。実際に来店していた男性もこのプレート（どっちかわかんないけど）を注文して黙々と手で食べて出て行きました。

食後のコーヒー、1杯60Bなんですが、コーヒーセレモニーというのがあって、それだと600B～。セレモニーって何！？って感じですが、コーヒー発祥の地エチオピアのセレモニーってなんか面白そう、せっかくだからとお願いしてみました。